昭和の沖縄島巡り

昭和の沖縄島巡り、懐かしさがこみ上げる紀行文と歌の数々です

■昭和の沖縄島巡り<<ヤシガニ採り(与那国島②)>>■

◆行った所: 与那国島の祖納集落(昭和63年(1988年)))<O002>◆


▲「ヤシガニを採りに行くか?」と、地元のオジサン
・「ヤシガニを採りに行くか?ヤシガニはうまいぞー!」と言ったのは、地元のオジサン。「今晩をどう過ごそうか?」と考えていた民宿の若者達の答えは、即「行きます!」でした。
◎「ヤシガニ」の詳細はコメント欄を参照してください(ウィキペディア)。

 

ヤシガニは食べてはいけないのでは?
ヤシガニは、ヤドカリを20倍から30倍にした感じで、そのハサミは、人の指をちぎるくらい強力です。
・しかし、ヤシガニは天然記念物。たしか「捕獲禁止だったのでは」と中途半端な知識が閃きますが、もうトラックは、軍艦岩の方へ走り出しました。

◎トラックは、軍艦岩の方へ走り出しました。

▲「アダンの実を食べに集まって来る」と、地元のオジサン
・「ヤシガニは、アダンの実を食べに集まって来る」と言うオジサンの言葉に、南国の五月の夜、土手に身を隠し、うずくまる若者達。
・息を殺して待つこと2時間、アダンの黄色い実はヤシガニに食われる事もなく、夜の中にぶら下がったままでした。
・「時期が早かったかなー?」と言うオジサンの言葉。味わいそこなったヤシガニの味を想像しながら、若者達はトラックに乗り込みました。
◎「アダン」の詳細はコメント欄を参照してください(ウィキペディア)。

◎昼間のドライブ、与那国馬さんが寄ってきました

那覇で見つけたヤシガニ料理の看板「さて、お味は?」
那覇市久米にヤシガニ料理の看板を見つけたのは、それから2、3年後の事でした。
・「禁断の味ヤシガニを食べよう!」と、友人と店に行き、早速注文しました。皿に乗って出てきたのは、ヤシガニ丸ごと一匹ではなく、白い肉片でした。
・「さて、お味は?」(期待が大きかったせいか)「蟹と思って食べても、蟹とは思えない」「冷凍物のせいか水っぽかった」が、正直な感想でした。
・(残念!)これは、再度与那国島へ行き「ヤシガニ採りのリベンジをするしかないかな~」と思った私でした。

 


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・与那国ぬマヤー小(ゆなぐにぬマヤーぐわ)
・与那国ぬマヤー小(ゆなぐにぬマヤーぐわ)(4分35秒)
・マヤー小(猫)の歌ではなく、与那国に来た役人を風刺した歌です。
・作詞:伊良波尹吉 作曲:伊良波尹吉 歌:大工哲弘 × やいまぬむじか