昭和の沖縄島巡り

昭和の沖縄島巡り、懐かしさがこみ上げる紀行文と歌の数々です

■昭和の沖縄島巡り<<軍艦岩と立神岩(与那国島⑤)>>■

◆行った所: 与那国島のサンニヌ台(昭和63年(1988年))<O005>◆


▲サンニヌ台は、奇岩が見れる与那国島の観光地です
・サンニヌ台は、横に細長い与那国島の中心から見て、南東に位置する観光地で、外洋に落ち込む絶壁に沿って、奇岩がそそり立つ男性的で雄大な景勝の地です。
・サンニヌ台の二大奇岩が、軍艦岩(写真上)と立神岩(写真中・下)です。特に立神岩は、与那国島旅行のパンフレットなどに使われる有名な奇岩です。

◎巨大な軍艦岩の全景です。

▲「沖縄は、ムー大陸の一部だった!」との説があります
・「沖縄は、ムー大陸の一部だった!」という説が、1995年頃に発表されました。その説の根拠の一つが、沖縄本島近海や与那国島で発見された海底遺跡です。
海底遺跡には、加工されたとしか思えない、直角な階段や真っ平な壁面等があり、それが「ムー大陸の遺跡の一部ではないか?」と言われたのです。

雄大な立神岩の全景です。

▲軍艦岩と立神岩に、加工の痕はあるか?
・そうゆう目で、軍艦岩と立神岩を見てみますが、海底遺跡のような加工は見られず、自然が作り出した不思議な造形美に圧倒されるばかりです。
・また、その美しい姿には、霊能力ゼロの私でさえ、スピリチュアルなものを感じます。与那国島の人々も、立神岩を神の化身と考えて、祈りの対象としていますので、サンニヌ台には、線香の痕がたくさんありました。

◎絶壁側からの立神岩です(頭だけ見えています)。

雄大な立神岩にインスパイヤーされて作曲した曲
・サンニヌ台から見た立神岩の姿は、ずーと心に留まっていました。そして旅行から2年後(1990年)に、立神岩(Standing Top of the Reef)という曲を完成させました。「Standing Top of the Reef」とは「外洋を望むリーフの上で、海からの強い波と風を体中で受けて立ち尽くす」と言う感覚です。
・曲の骨格となるベース・ラインが鳴り始め、遠くから聞こえるエレキ・ギターが海からの波と風となり、シタールの間奏も乗り乗りに、曲は展開されてゆきます。
・前回のブログでインスト版、今回はボーカロイド版を載せましたので聞いてください。


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・80_立神岩(Standing Top of the Reef)(ボーカロイド版)(3分31秒)
与那国島の立神岩の雄大さと荒々しさを音にしました(歌詞版)
・作詞・作曲:南波照間 雅彦 歌:インターネット合唱団